ORIGINAL MID FILEWORK


2004.5.4

鋼材から切り出し、ロック溝の成形をヤスリで仕上げています。
フォールディングの命となる部分です。




続いてロックバーの成形をします。ロック溝にきっちり収まるように何回もヤスリで調整します。



今度はスプリングを鋼材から切り出します。



スプリングを成形しています。見えない部分でも手を抜かずきれいに仕上げます。



2004.5.9

ブレード、ロックバー、スプリングの成形が終わり、ファイルワークを入れたところ。ここは焼き入れのあと
削って調整ができないため、きっちり完成時のラインやスプリングの位置を決めておきます。

2004.7.11

しばらく間があいちゃいました(^_^;)
焼き入れが帰ってきました。各パーツを磨いています。 これはロックバーです。



スプリング、ロックバー、ブレードの仮り組み調整が終わり、ライナープレート片側にセットしたところ。これで各ポイントをチェックします。



フォールディングナイフの命と言うべき各ポイント。ロック溝とロックバー、スプリングの3つが全て連動して初めてフォールディングになります。



ブレードをクローズしたところ。 ブレードのクリアランスがぎりぎりです。0.8mmぐらいしかありません。(^^;) 刃打ちしないようにしないとね。



これが全体のフォルムです。 う〜ん、いい感じ。


2004.7.18

 ハンドル材のスタッグをライナーに取り付けたところ。
最近、スタッグ自体が日本に入らない状況で、ファクトリーやカスタムメーカーは大変困ってますねー。




 ブレードの研磨を終え、マスキングしてセットしています。
ブレードは#60ベルトの傷を#240の耐水ペーパーで消す作業から始まります。ベルトなどの回転傷はけっこう深く、なかなか消えません。
 特に、立ち上がりの部分は両面で半日かかりました。(T_T)



  仮のセットをして上から見たところ。
ファイルワークもきれいに入ってます。 あと完成までわずかです!!

2004.7.23